ローマン桝の特長

1 道路面に表れるのがグレーチング部分だけなので,雨水の排水が早い。
2 従来の桝は,柱の内側の棚部分で重量を受ける形状であるが,ローマン桝は上部天端部の
  全面で重量を受け四隅の柱の上で支える構造であり,十分な強度を有する。
3 グレーチングを受ける鉄枠をつけるための特殊な型枠を必要としないため,コスト削減。
4 グレーチングを受けるL型の鉄受枠や,桝の天端部を破損させないためのZ型の鉄外枠を
  使用する必要がなく,大幅なコスト削減を実現。
5 型枠は,グレーチングを受ける棚部の突出部を作る必要がないため,複雑な形状を有する
  必要がなく,型枠コスト削減も可能となった。
6 ローマン桝は,コンクリート天端部が道路面に露出しないため,欠ける恐れがなく経済的。
7 ローマン桝の幅は側溝の幅と同じくすることができるので(通常仕様),側溝と連結させ
  れば,側溝のグレーチングに見えて「桝」に見えない景観を作り出し,意匠性も高めるこ
  とができる。
8 ローマン桝の単独の使用もでき,集水孔を有する側面が4面タイプのローマングレーチン
  グを使用することで,雨水の集水効率は高くなり,洪水防止の効果も上がる。 



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