どこまで暴騰するか? どこまで暴落するのか?! 知りたくないですか? 未来羅針盤
フィボナッチ リトレースメント
   高値と安値から上値や底値を計算するテクニカル指標の一つ。(略称 フィボナッチ)
マーケットの魔術師
   自然界に存在する黄金分割比率(0.618)は,株式やFX証拠金取引等のトレードなど,相場によく応用されている。
   フィボナッチ数列は,どの項も1つ上の数に対して0.618倍,1つ下の数に対して1.618倍であり,どの数も,
   2つ上の数に対して0.382倍とされ,(23.6%),38.2%,50.0%,61.8%,(76.4%)となるという法則。
 

 チャートを見てトレードする方は必見!
   どの方向(上昇,下降)に向かっているトレンドラインにおいても,フィボナッチで算出したポイントで転換して
   逆方向に進む確率が高いので,各国のトレーダー達がよく応用している投資手法。
   フィボナッチテクニカル指標をマスターすることが投資効率を上げる近道となる。
フィボナッチリトレースメント 計算機
追撃(押し)
リバウンド(戻し)




  安 値   高 値






  高 値   安 値

使用方法 : ①②に数字を入れて,「計算をする」ボタンを押す。 → ③~⑥にフィボナッチ計算値がでる。

実際に,為替ドル円の相場を仮定し,フィボナッチ計算をしてみると・・・
(例) 1ドル=100円(安値)から110円(高値)で天井となり・・・どこまで下げるのか?
     
  下降トレンドに入ったと仮定・・・「追撃(押し)」(左)計算
 ①安値に「100」     ②高値に「110」の数字を入れる →  ”計算する”のボタンを押す。
    結果は 下↓のとおり。
 ③106.18円(38.2%)  ④105円(50%)  ⑤103.82円(61.8%)   ⑥102.82円(76.4%) 
 110円(高値)から76.4%下降した⑥の102.82円まで下げる計算となる。
 高値から76.4%下降した場合,買戻しの確率が高まり転換する地点と考えられる。
 ポイントは,上記③~⑥の数値の節目地点で考えるトレーダが多くなる。
 その各節目の地点が,「転換するか否か?」となる。

(例) 1ドル=100円(高値)から90円(安値)で底値となり・・・
     どこまで戻すのか?
  上昇トレンドに入ったと仮定・・・ 「リバウンド(戻し)」(右)計算
 ①高値に「100」   ②安値に「90」の数字を入れる  →  ”計算する”のボタンを押す。
   結果は下↓のとおり。
 ③93.82円(38.2%)   ④95円(50%)  ⑤96.18円(61.8%)   ⑥97.18円(76.4%)  
 90円(安値)から76.4%戻した⑥の97.18円まで上げる計算となる。
 安値から76.4%戻した場合,売り手仕舞いの確率が高まり転換する地点と考えられる。
 ポイントの考え方は,上記下降トレンドで説明した内容と同じ。

 ある節目で切り替えしていること,それが高確率であることに驚くことでしょう。
 例えば・・・自動車学校に通わず,自動車免許を持たずして,自動車を運転した場合を
 想定してみてください。 事故に遭遇せずにいられる自信がありますか?
 投資も同じ事,安全は無い。 ですが,危険予測はできるでしょう。
 投資では,折り返し地点を事前に予測できればどうですか? 
 投資の世界も同じく,敵を知り己を知れば百戦危うからず・・・です。

 米ドル/日本円チャート (USD/JPY)





シリーズ「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」 《孙子兵法。谋攻篇》中说到:知己知彼者,百战不殆;不知彼者而知已,一胜一负;不知彼,不知已,每战必殆。
《孙子兵法。谋攻篇》 知己知彼者,百战不殆;  不知彼者而知已,一胜一负;   不知彼,不知已,每战必殆。
孫子兵法 「敵を知り己を知れば,百戦危うからず。敵を知らず己を知れば一勝一負。敵を知らず己を知らずば毎戦必ず敗れる」